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インフルエンザ感染症

インフルエンザ感染症

インフルエンザは、
インフルエンザウイルスによって起こる
急性の呼吸器感染症です。

突然の発熱、頭痛、関節痛、
筋肉痛、強いだるさなどの
全身症状が特徴ですが、
のどの痛み、咳、鼻水、鼻づまりなど、
いわゆる「風邪」とよく似た
症状がみられることもあります。

インフルエンザというと
冬の感染症というイメージがありますが、
流行する時期は年によって異なり、
冬以外にも患者さんがみられることがあります。

「季節外れだからインフルエンザではない」
とは限りません。

福岡市早良区西新の本多耳鼻咽喉科では、
発熱に加えて、
のどの痛み、咳、鼻水、鼻づまりなどの
症状がある方について、
症状や経過、周囲の流行状況などを
確認しながら診察しています。

インフルエンザは、 インフルエンザウイルスによって起こる 急性の呼吸器感染症です。  突然の発熱、頭痛、関節痛、 筋肉痛、強いだるさなどの 全身症状が特徴ですが、 のどの痛み、咳、

インフルエンザとは

季節性インフルエンザの流行に主に関係するのは、

A型とB型のインフルエンザウイルスです。

 

感染した人の咳やくしゃみなどによる飛沫のほか、

ウイルスの付着した手などを介して

感染することがあります。

 

感染してから症状が現れるまでの

潜伏期間は一般に1〜3日程度です。

 

発症すると、

比較的急に発熱や全身倦怠感、

頭痛、筋肉痛、関節痛などが現れ、

その後、

咳、鼻水、のどの痛みなどが

みられることがあります。

 

多くの場合は

数日から1週間ほどで改善していきますが、

小さなお子さん、ご高齢の方、妊娠中の方、

基礎疾患のある方などでは

重症化することがあるため注意が必要です。

インフルエンザの主な症状

インフルエンザでは、
38℃以上の発熱、寒気、頭痛、
強いだるさ、筋肉痛、関節痛、
咳、のどの痛み、鼻水、鼻づまり
などがみられます。

ただし、
必ず高熱が出るわけではありません。
ワクチンを接種している方、
ご高齢の方、
体質などによっては、
37℃台の発熱や
比較的軽い症状で経過することもあります。

そのため、
「熱が高くないからインフルエンザではない」
と症状だけで判断することはできません。

インフルエンザでは、 38℃以上の発熱、寒気、頭痛、 強いだるさ、筋肉痛、関節痛、 咳、のどの痛み、鼻水、鼻づまり などがみられます。  ただし、 必ず高熱が出るわけではありません

風邪とインフルエンザの違い

一般的な風邪では、
鼻水、鼻づまり、くしゃみ、
のどの痛み、咳など、
鼻やのどの症状が中心となることが多く、
症状も比較的ゆっくり始まります。

一方、
インフルエンザでは、
発熱、頭痛、筋肉痛、
関節痛、全身倦怠感などが
比較的急に現れ、
風邪よりも全身症状が強くなる傾向があります。

しかし
、実際には症状だけでは
区別できないことも少なくありません。
新型コロナウイルス感染症をはじめ、
ほかの呼吸器感染症でも
似た症状がみられますので、
流行状況や症状の経過、
診察所見、必要に応じた検査などを
組み合わせて判断します。

インフルエンザは耳鼻咽喉科でも
診てもらえますか?

インフルエンザは
耳鼻咽喉科でも診療する感染症です。
インフルエンザでは、
発熱や全身症状だけでなく、
鼻水、鼻づまり、のどの痛み、咳など、
耳鼻咽喉科領域の症状を伴うことがよくあります。

耳鼻咽喉科では、
鼻腔や咽頭、扁桃、耳の状態を
直接確認できるため、
インフルエンザだけでなく、
急性咽頭炎、扁桃炎、副鼻腔炎、中耳炎などを
合併していないかを確認することもできます。

特にお子さんでは、
インフルエンザに中耳炎を合併することがあります。
発熱とともに耳を痛がる、耳をよく触る、
機嫌が悪いなどの症状がある場合には、
耳の診察も重要です。

インフルエンザの検査

インフルエンザの診断には、
症状や診察所見、
周囲での流行状況などに加えて、
必要に応じてインフルエンザ迅速抗原検査を行います。

鼻の奥などから検体を採取し、
インフルエンザウイルスの抗原を調べる方法が一般的です。

ただし、
検査をすれば必ず診断できるわけではありません。
発熱してすぐの検査では陰性になることがあります

インフルエンザに感染していても、
発症して間もない時期には
鼻やのどのウイルス量が十分に増えておらず、
迅速検査で陰性となることがあります。

そのため、
検査結果が陰性でも、
症状、発症からの時間、
家族や学校・職場での流行状況などから
インフルエンザが疑われる場合があります。

「陰性=絶対にインフルエンザではない」
という意味ではありません。

検査を行うかどうか、
いつ検査するかについては、
症状や発症からの時間を確認したうえで判断します。

インフルエンザの治療

インフルエンザの治療では、
十分な休養と水分補給を基本とし、
症状や年齢、基礎疾患、
発症からの時間などに応じて
抗インフルエンザ薬を使用します。

抗インフルエンザ薬には、
オセルタミビル、
ザナミビル、
ラニナミビル、
バロキサビルなど
複数の種類があり、
内服薬や吸入薬など投与方法も異なります。

どの薬が適しているかは、
年齢、体重、症状、薬をきちんと服用・吸入できるか、
基礎疾患などによって変わります。

発症から48時間以内の治療が重要です

抗インフルエンザ薬は、
一般に発症から48時間以内に治療を開始すると、
発熱する期間を短縮し、
ウイルスの排出量を減らす効果が期待できます。

一方で、
インフルエンザになったすべての方に
抗インフルエンザ薬が必要というわけではありません。

軽症で自然に改善する方もいるため、
症状や重症化リスクを考慮して治療を選択します。

「インフルエンザかもしれない」
と思った場合には、
発症した日時を覚えておくと診察時の判断に役立ちます。

抗インフルエンザ薬は、 一般に発症から48時間以内に治療を開始すると、 発熱する期間を短縮し、 ウイルスの排出量を減らす効果が期待できます。  一方で、 インフルエンザになったすべ

抗菌薬はインフルエンザに効きますか?

インフルエンザは
ウイルスによる感染症ですので、
抗菌薬(抗生物質)は
インフルエンザウイルスそのものには
効果がありません。

ただし、
インフルエンザにかかった後に
細菌による中耳炎、副鼻腔炎、
気管支炎、肺炎などを合併することがあります。

そのような場合には、
診察所見に応じて抗菌薬を使用することがあります。

自宅でできること

インフルエンザが疑われる場合には、
無理に学校や仕事へ行かず、
できるだけ安静にして
十分な睡眠をとりましょう。

発熱すると体から水分が失われやすいため、
水、お茶、スープ、経口補水液など、
飲みやすいものでこまめに水分を補給してください。

咳やくしゃみがある場合には
周囲へ感染を広げないよう配慮し、
手洗い、換気、咳エチケットも心がけましょう。

食欲がない時に
無理をして食べる必要はありませんが、
水分がほとんど取れない状態が続く場合には
注意が必要です。

早めに医療機関を受診した方がよい症状

高熱が続いている、

息苦しい、

呼吸が速い、

胸が苦しい、

水分がほとんど取れない、

尿が極端に少ない、

ぐったりしている、

反応が鈍い、

意識がおかしい、

けいれんがある

などの場合には、

早めの医療機関受診が必要です。

 

また、

一度熱が下がって

良くなったように見えた後に

再び高熱が出る、

咳や呼吸状態が悪化する場合には、

肺炎などの合併症を起こしている可能性も

あるため再度診察を受けてください。

子どものインフルエンザで注意すること

お子さんのインフルエンザでは、
中耳炎、熱性けいれんなどを
伴うことがあります。
 
また、
頻度は高くありませんが、
インフルエンザ脳症という
重い合併症を起こすことがあります。
 
呼びかけに対する反応がおかしい、
意味の分からないことを話す、
けいれんする、
意識がもうろうとしているなど、
普段とは明らかに違う様子がある場合には、
速やかな医療機関受診が必要です。
 
また、
インフルエンザにかかった小児・未成年者では、
突然走り出す、
外へ飛び出そうとするなどの
異常行動が報告されています。
 
抗インフルエンザ薬を
使用しているかどうかにかかわらず
起こる可能性があるため、
特に発症初期は一人にしないよう注意してください。

お子さんのインフルエンザでは、 中耳炎、熱性けいれんなどを 伴うことがあります。   また、 頻度は高くありませんが、 インフルエンザ脳症という 重い合併症を起こすことがあります。

高齢者や基礎疾患のある方は注意が必要です

高齢者や、
心臓・肺・腎臓などに慢性疾患がある方、
糖尿病などの代謝疾患がある方、
免疫機能が低下している方などでは、

インフルエンザをきっかけとして
基礎疾患が悪化したり、
肺炎などを合併したりすることがあります。

症状が軽く見えても
急に悪化する場合があるため、
体調の変化に注意してください。

インフルエンザはいつまで人にうつりますか?

インフルエンザでは、
一般に発症する前日から
発症後3〜7日程度は
鼻やのどからウイルスを排出するとされています。

熱が下がった後も、
しばらくウイルスを排出することがあります。
そのため、
解熱した直後からすぐに
通常どおり人と接するのではなく、
咳やくしゃみが残っている間は
マスクを着用するなど、
周囲への配慮を続けることが大切です。

学校や幼稚園・保育園はいつから行けますか?

学校保健安全法では、
インフルエンザの出席停止期間は原則として、
「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日を経過するまで」
と定められています。

幼児については、
「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後3日を経過するまで」です。
発症した当日は「0日目」として数え、
翌日から1日目となります。

熱が早く下がった場合でも、
「発症後5日」の条件を満たす必要があります。

学校や園ごとに提出書類などの
運用が異なる場合がありますので、
詳しくは通っている学校・園にもご確認ください。

仕事にはいつから復帰できますか?

成人の職場復帰について、
学校と同じような
全国一律の法的な出勤停止期間が
定められているわけではありません。

発熱や強い全身症状がある間は無理に出勤せず、
解熱後も咳などの症状が
続いている場合には
周囲への感染に配慮してください。

厚生労働省は、
インフルエンザから職場へ復帰する際に、
医療機関へ「陰性証明書」や「治癒証明書」の提出を
一律に求めることは望ましくないとしています。

勤務先独自の規定がある場合には、
勤務先のルールも確認してください。

よくある質問

インフルエンザは耳鼻科でも検査できますか?
はい。
耳鼻咽喉科でもインフルエンザの
診察・検査を行うことができます。
鼻水、鼻づまり、のどの痛み、
耳の痛みなどを伴っている場合には、
耳・鼻・のどの状態をあわせて確認できます。

熱が出てすぐ検査しても分かりますか?
発症直後はウイルス量が少なく、
インフルエンザに感染していても
迅速検査が陰性になる場合があります。
発症からの時間や症状、
周囲の流行状況も含めて判断します。

インフルエンザの検査が陰性なら感染していませんか?
必ずしもそうとは限りません。
特に発症初期には偽陰性となることがあります。
症状が続く場合には、
経過をみて再度診察が必要になることがあります。

高熱がなくてもインフルエンザの可能性はありますか?
あります。
典型的には38℃以上の発熱がみられますが、
高齢者やワクチン接種後の方などでは
高熱にならないこともあります。

インフルエンザの薬は必ず飲まなければいけませんか?
すべての方に必須ではありません。
年齢、症状、基礎疾患、発症からの時間などを考慮して
医師が判断します。

インフルエンザの薬はいつまでに飲むとよいですか?
一般に発症から48時間以内に
抗インフルエンザ薬を開始すると、
より効果が期待できます。
ただし、重症化リスクや病状によって判断は異なりますので、
受診時にご相談ください。

インフルエンザで抗生物質は必要ですか?
インフルエンザウイルス自体に抗菌薬は効きません。
ただし、中耳炎、副鼻腔炎、肺炎などの
細菌感染症を合併している場合には
抗菌薬が必要になることがあります。

インフルエンザになったら何日学校を休みますか?
原則として
「発症後5日を経過し、かつ解熱後2日を経過するまで」
です。
幼児は解熱後3日を経過するまでとなります。

ワクチンを打っていてもインフルエンザになりますか?
なることはあります。
インフルエンザワクチンは感染を
完全に防ぐものではありませんが、
発症する可能性を低下させたり、
重症化を予防したりする効果が期待されています。

家族がインフルエンザになったらどうすればよいですか?
手洗い、換気、タオルなどの共用を
できるだけ避けること、
咳やくしゃみがある場合のマスク着用などを
心がけてください。
発熱やのどの痛み、強い倦怠感などが
出た場合には受診をご検討ください。

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