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5-1-33 Nishijin, Sawara-ku, Fukuoka City, Fukuoka Prefecture 814-0002
092-851-9893

Honda ENT Clinic
Ear, nose, and throat clinic in Nishijin
Today, July 17th
This is a regular consultation .
花粉症
春になると鼻水やくしゃみが止まらない、
鼻がつまって眠れない、
目がかゆい。
このような症状で毎年悩んでいる方は、
花粉症かもしれません。
花粉症は、
スギやヒノキ、イネ科などの植物の花粉に対して
体がアレルギー反応を起こす病気で、
「季節性アレルギー性鼻炎」
とも呼ばれます。
代表的な症状は、
くしゃみ、透明な鼻水、鼻づまりです。
目のかゆみや充血だけでなく、
のどの違和感、咳、頭がぼんやりする感じ、
睡眠の質の低下などがみられることもあります。
「毎年のことだから仕方がない」
「市販薬を飲んで我慢している」
という方も少なくありません。
しかし現在は、
症状や重症度に応じた内服薬や点鼻薬に加えて、
スギ花粉症に対する舌下免疫療法など、
複数の治療方法があります。
また、
症状がひどくなってから治療するだけでなく、
花粉が本格的に飛び始める前や
症状が軽いうちから治療を始める
「初期療法」
も重要です。
本多耳鼻咽喉科では、
実際に鼻の中を診察しながら、
花粉症だけでなく、
副鼻腔炎や血管運動性鼻炎など
ほかの病気が隠れていないかも確認し、
一人ひとりの症状や生活スタイルに合わせて
治療を考えていきます。

花粉症とは?
花粉症は、
植物の花粉が
鼻や目などの粘膜に付着することで
起こるアレルギー疾患です。
花粉が体内に入ると、
体は花粉を異物として認識し、
IgE抗体が作られます。
その後、
再び花粉が体内に入ると、
アレルギー反応によって
ヒスタミンなどの物質が放出され、
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ
などの症状が起こります。
花粉症はアレルギー性鼻炎の一つです。
アレルギー性鼻炎には、
花粉によって特定の季節に症状が起こる
「季節性アレルギー性鼻炎」と、
ダニやハウスダストなどによって
一年を通して症状が起こる
「通年性アレルギー性鼻炎」があります。
一年中鼻水や鼻づまりがある方については、
花粉だけでなく、
ダニやハウスダストなどが関係している可能性もあります。

花粉症の主な症状
花粉症の代表的な鼻症状は、
・くしゃみ
・透明でさらさらした鼻水
・鼻づまり
の3つです。
このほかにも、
・目のかゆみ
・目の充血
・涙が出る
・のどのかゆみ、違和感
・咳
・皮膚のかゆみ
・頭重感
・嗅覚の低下
・集中力の低下
・眠りにくい、途中で目が覚める
などがみられることがあります。
特に鼻づまりが強い方では、
夜に鼻呼吸がしづらくなり、
口呼吸やいびきにつながることがあります。
その結果、
十分に眠れず、
日中の眠気や集中力低下につながることもあります。
花粉症は命にかかわることの少ない病気ですが、
仕事、勉強、家事、睡眠など
日常生活への影響が大きい病気です。

福岡ではいつ花粉が飛ぶ?
「花粉症=春」というイメージがありますが、
原因となる花粉はスギだけではありません。
福岡では、季節によってさまざまな花粉が飛散しています。
スギ花粉
主に2月から3月に飛散します。
福岡では代表的な花粉症の原因です。
ヒノキ花粉
主に3月から4月頃に飛散します。
スギ花粉のシーズンが落ち着いてきた頃から
ヒノキ花粉が増えるため、
「薬を飲んでいるのに4月になっても治らない」
という方ではヒノキ花粉が関係していることがあります。
イネ科花粉
春から初夏を中心に飛散し、
夏から秋にも飛散することがあります。
カモガヤなどが代表的です。
秋の花粉
秋には、ヨモギ、ブタクサ、カナムグラ
などによる花粉症があります。
「春ではないから花粉症ではない」
とは限りません。
国立病院機構福岡病院では、
福岡周辺の目安としてスギは2月初旬〜3月半ば、
ヒノキ科は3月半ば〜4月上旬、
イネ科は春〜初夏および夏〜秋、
ヨモギ・ブタクサ・カナムグラは主に秋の飛散が
示されています。
実際の飛散時期や量は、その年の気象条件によって変わります。

風邪と花粉症はどう違う?
花粉症と風邪は、
どちらも鼻水や鼻づまりが出るため、
区別が難しいことがあります。
花粉症では、
・透明でさらさらした鼻水が続く
・連続してくしゃみが出る
・鼻や目がかゆい
・毎年同じ時期に症状が出るといった特徴があります。
一方、風邪では、
のどの痛み、
発熱、
倦怠感
などを伴うことがあります。
ただし、
花粉症の方が風邪をひいたり、
副鼻腔炎を合併したりすることもあるため、
鼻水の色だけで原因を判断することはできません。
「いつもの花粉症と少し違う」
「黄色い鼻水が続く」
「頬や目の周りが痛い」
「においが分かりにくい」
という場合には、
副鼻腔炎など別の病気が隠れていないか
確認することが大切です。

花粉症は耳鼻科で何を調べる?
花粉症の診断では、
まず症状が出る時期や場所、
生活環境などを確認します。
「2月になると毎年症状が出る」
「公園へ行くと悪化する」
「春だけでなく秋にも症状がある」
「家の中でも一年中鼻水が出る」
などの情報は、原因を考えるうえで重要です。
耳鼻咽喉科では、実際に鼻の中を診察して、
鼻粘膜の腫れや鼻水の状態を確認します。
必要に応じて血液検査を行い、
スギ、ヒノキ、イネ科、ダニ、ハウスダストなどに対する
特異的IgEを確認することがあります。
アレルギー検査が陽性だから
必ず症状の原因であるとは限らないため、
検査結果だけでなく
「いつ、どこで、どのような症状が出るのか」
と合わせて判断することが大切です。
特に舌下免疫療法を検討する場合には、
原因となるアレルゲンを確認したうえで治療を行います。
花粉症の治療
花粉症の治療は、
症状の種類や重症度、年齢、仕事や学校、運転の有無
などによって変わります。
同じ「花粉症」でも、
鼻水が一番つらい方と鼻づまりが一番つらい方では、
適した治療が異なることがあります。
「毎年この薬を飲んでいるから」
と同じ治療を続けるだけではなく、
その年の症状に合わせて治療を調整することが大切です。
鼻アレルギー診療ガイドライン2024年版でも、
抗ヒスタミン薬、抗ロイコトリエン薬、鼻噴霧用ステロイド薬、
複数薬剤の併用、初期療法、アレルゲン免疫療法などを
症状に応じて選択する考え方が示されています。
① 抗ヒスタミン薬
くしゃみや鼻水などに使用される代表的な治療薬です。
現在はさまざまな種類があり、効果だけでなく、
・眠気の出やすさ
・1日何回服用するか
・運転をするか
・年齢
・ほかに飲んでいる薬
なども考えながら選択します。
「花粉症の薬は眠くなるから飲みたくない」
という方でも、
比較的眠気の少ない薬を選択できる場合があります。
仕事や受験、車の運転など生活スタイルについても
診察時にお伝えください。
② 鼻噴霧用ステロイド薬
鼻の中へ直接噴霧するタイプの薬です。
鼻水、くしゃみ、鼻づまりなど幅広い鼻症状に使用されます。
「ステロイド」という名前から心配される方もいますが、
鼻に局所的に使用する薬であり、
適切に使用することが大切です。
点鼻薬は使い方によって効果が変わることもあるため、
毎日正しい方法で使用することが重要です。
③ 抗ロイコトリエン薬
特に鼻づまりが強い場合などに使用することがあります。
症状によって抗ヒスタミン薬や鼻噴霧用ステロイド薬
などと組み合わせます。
④ 点眼薬
目のかゆみや充血がある場合には、
抗アレルギー点眼薬などを使用することがあります。
目の症状が非常に強い場合や、
痛み、視力低下などを伴う場合には
眼科での診察が必要になることがあります。

市販の点鼻薬を使い続けても大丈夫?
市販の点鼻薬の中には、
鼻の血管を収縮させることで
短時間で鼻づまりを改善する
「血管収縮薬」
が含まれているものがあります。
即効性があるため便利ですが、
長期間繰り返し使用すると、
かえって鼻づまりが悪化する
「薬剤性鼻炎」
を起こすことがあります。
「点鼻薬を使わないと鼻が通らない」
「一日に何度も点鼻している」
という方は一度ご相談ください。
同じ「点鼻薬」でも、
鼻噴霧用ステロイド薬と血管収縮薬では作用や使い方が異なります。
花粉症は症状が出る前から治療した方がいい?
花粉症では、
症状が強くなってからではなく、
花粉の飛散開始前または
症状が軽いうちから治療を開始する
「初期療法」
があります。
花粉が大量に飛び始めて
症状が強くなってから治療を開始するよりも、
シーズン中の症状を
コントロールしやすくなることがあります。
毎年2〜3月になると
強い症状が出ることが分かっている方は、
本格的な花粉シーズンになる前にご相談ください。
「まだ症状がないから受診するのは早い」
ということはありません。

子どもの花粉症
花粉症は大人だけの病気ではありません。
お子さんでも、
スギ花粉症をはじめとする
アレルギー性鼻炎がみられます。
小さなお子さんでは自分から
「鼻がつまっている」
と上手に伝えられないこともあり、
・いつも鼻をすすっている
・鼻をこする
・口を開けている
・夜に寝苦しそう
・いびきをかく
・目をよくこする
・集中しにくそう
といった様子から気づくことがあります。
鼻づまりや睡眠不足は、
学校生活や集中力にも影響することがあります。
薬を選ぶ際には、
年齢だけでなく、
眠気や服用のしやすさ、
学校生活なども考慮します。
小児に対する舌下免疫療法についても、
鼻アレルギー診療ガイドライン2024年版で検討されています。

妊娠中・授乳中の花粉症
妊娠中や授乳中に花粉症が悪化し、
「薬を飲んで大丈夫なのだろうか」
と心配される方も少なくありません。
妊娠中・授乳中でも、
症状や妊娠週数などを考慮しながら
使用を検討できる薬があります。
薬を自己判断ですべて中止したり、
反対に市販薬を漫然と使用したりするのではなく、
ご相談ください。
すでに舌下免疫療法を行っている方が
妊娠した場合と、妊娠中に新しく治療を開始する場合でも
考え方が異なります。
妊娠中の方、妊娠を希望されている方は診察時にお伝えください。

自宅でできる花粉症対策
薬だけでなく、
体の中に入る花粉を減らすことも大切です。
花粉の飛散が多い日には、
・マスクやメガネを使用する
・帰宅前に衣服についた花粉を落とす
・帰宅後に洗顔や手洗いをする
・花粉が多い日は洗濯物の外干しを控える
・室内へ入った花粉をこまめに掃除する
・花粉情報を確認して外出時間を調整する
などの対策があります。
環境省も、
花粉への曝露を減らすことを
花粉症対策の基本の一つとして案内しています。
薬を飲んでいるから花粉対策をしなくてもよい、
というわけではありません。
治療とセルフケアを組み合わせることが大切です。
こんな場合は耳鼻咽喉科へご相談ください
毎年決まった時期に鼻水やくしゃみが出る。
鼻づまりで眠れない。
花粉症の薬を飲むと眠くなる。
市販薬を飲んでも症状が治まらない。
春だけでなく秋にも症状が出る。
自分が何のアレルギーなのか分からない。
子どもが花粉症かもしれない。
舌下免疫療法について知りたい。
黄色い鼻水や顔の痛みもあり、
副鼻腔炎ではないか心配。
このような場合はご相談ください。
よくある質問
花粉症は何科を受診すればいいですか?
鼻水、くしゃみ、鼻づまりが中心であれば
耳鼻咽喉科で診察できます。
耳鼻咽喉科では鼻の中を直接確認できるため、
花粉症だけでなく、
副鼻腔炎や鼻中隔弯曲症など
ほかの鼻の病気がないかを確認することもできます。
花粉症の薬はいつから飲めばいいですか?
毎年花粉症がある方では、
花粉が本格的に飛散する前や、
症状が軽いうちから治療を開始する
初期療法が選択肢となります。
開始時期は症状や使用する薬によって異なるため、
ご相談ください。
アレルギー検査は必ず必要ですか?
すべての方に必ず必要なわけではありません。
症状が出る時期や診察所見から
判断できる場合もあります。
一方、原因を詳しく知りたい場合や
舌下免疫療法を検討する場合には、
血液検査などを行うことがあります。
去年効いた薬を今年も飲めばいいですか?
同じ薬が合うこともありますが、
花粉の量やその年の症状によって必要な治療は変わります。
また、鼻水が主体なのか、
鼻づまりが主体なのかによっても
薬の選択が変わることがあります。
花粉症で咳が出ることはありますか?
あります。
鼻水がのどへ流れる後鼻漏や、
鼻づまりによる口呼吸、
花粉による咽頭への刺激などが関係することがあります。
ただし、
咳が長引く場合には
花粉症以外の原因も考える必要があります。
春以外にも花粉症になりますか?
なります。
スギ・ヒノキだけでなく、
イネ科、ヨモギ、ブタクサなど
さまざまな植物の花粉が原因となります。
春と秋の両方に症状がある方もいます。
鼻づまりだけでも花粉症ですか?
花粉症でも鼻づまりが強く出ることがあります。
ただし、
鼻中隔弯曲症、副鼻腔炎、鼻茸、薬剤性鼻炎などでも
鼻づまりは起こります。
長く続く場合には鼻の中を確認することをおすすめします。
スギ花粉の舌下免疫療法は春から始められますか?
スギ花粉の飛散期には新しく開始しません。
飛散期を避けて治療を開始します。
治療を希望される方は
花粉シーズンが終わった後にご相談ください。
舌下免疫療法をすれば花粉症は必ず治りますか?
すべての方に十分な効果が得られる治療ではありません。
症状の軽減や使用する薬の減量、
治療終了後も続く長期的な効果などが期待されますが、
効果には個人差があります。
市販薬で治療していても受診していいですか?
もちろん構いません。
市販薬で十分に症状が抑えられない場合、
眠気が気になる場合、
毎年長期間薬を使用している場合などは
一度ご相談ください。
現在使用している薬が分かれば、受診時にお伝えください。
本多耳鼻咽喉科より
花粉症は
「毎年のことだから仕方がない」
と我慢されている方が少なくありません。
しかし、同じ花粉症でも、
鼻水がつらい方、
鼻づまりで眠れない方、
薬の眠気で困っている方、
春だけでなく秋にも症状が出る方など、
困っていることは一人ひとり違います。
また、
「花粉症だと思っていたら副鼻腔炎もあった」
「スギだけではなく別のアレルギーもあった」
ということもあります。
本多耳鼻咽喉科では、
お子さんから大人の方まで、
症状が出る時期や生活スタイルを確認し、
実際に鼻の中を診察したうえで治療を考えていきます。
毎年つらい症状を我慢するのではなく、
「今年は少し楽に過ごしたい」
「自分に合う薬を相談したい」
「何のアレルギーなのか知りたい」
「舌下免疫療法について聞いてみたい」
という段階でも、お気軽にご相談ください。
福岡市早良区西新の本多耳鼻咽喉科医院では、
花粉症をはじめ、アレルギー性鼻炎、鼻づまり、
副鼻腔炎、後鼻漏など、
鼻に関するさまざまな症状を診療しています。

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