まず知っておきたいこと
- 温度変化や刺激との関係を確認
- アレルギー検査が陰性だけでは確定できません
- 鼻炎のタイプが重なることもあります
血管運動性鼻炎とは
温度差やにおいなどの刺激に鼻粘膜が反応する、非アレルギー性鼻炎の一つです。
主な症状
水のような鼻水、くしゃみ、鼻づまり。室内外の移動などで悪化することがあります。
原因
刺激に対する鼻粘膜の反応
冷たい空気、温度差、煙、強い香りなどで症状が誘発されます。起こりやすい場面は人によって異なります。
ほかの鼻炎との区別
アレルギー性鼻炎、薬剤性鼻炎、副鼻腔炎などを確認します。アレルギー性鼻炎が同時にある方もいます。
受診の目安
水のような鼻水を繰り返す、室内外の移動で困る、市販薬が効かない場合はご相談ください。片側だけの症状、血の混じる鼻水、痛みが続く場合も受診が必要です。
ここに挙げた症状は一例です。急な悪化やいつもと違う強い症状がある場合は、日数にかかわらず医療機関へご相談ください。
耳鼻咽喉科で行う診察・検査
起こる場面、季節、目のかゆみ、使用中の薬を伺い、鼻の中を診察します。
必要に応じてアレルギー検査などを行い、症状と合わせて判断します。
すべての検査を一度に行うわけではありません。症状・年齢・診察結果から、必要な検査を検討します。
治療について
原因となる刺激を減らし、鼻水や鼻づまりの程度に合わせて点鼻薬などを検討します。
すべての方に同じ薬が効くわけではないため、治療への反応をみながら調整します。
治療の選択肢を一般的にご紹介しています。実際の治療は診察で相談し、専門的な検査や入院・手術が必要な場合は対応する医療機関をご案内します。
日常生活で気をつけること
- 急な温度変化を避け、マスクなどで吸い込む空気の温度差を和らげます。
- 強い香料やたばこの煙など、自分の症状を誘発する刺激を記録して避けます。血管収縮成分入り点鼻薬の連用は避けてください。
よくある質問
アレルギーではないのですか?
一般的には特定のアレルゲンによる反応とは異なります。ただしアレルギー性鼻炎が重なることもあります。
検査が陰性ならこの病気ですか?
それだけでは決まりません。鼻の所見や薬の使用状況なども確認します。
自律神経が原因と言われました。治療できますか?
刺激への鼻粘膜の反応が関係しますが、全身の自律神経の病気と同じ意味ではありません。症状に応じた対策や薬を相談できます。
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